住所】兵庫県神戸市西区伊川谷町前開224
【御本尊】薬師如来、十一面観音
【宗派】天台宗
【山号】三身山
【HP】太山寺
【周辺情報】専用駐車場有り、拝観料300円
太山寺について
兵庫県神戸市で唯一の国宝建築のある太山寺。本堂が国宝建築として登録されています。
場所は神戸市西区の山間部にあり、私が訪れた日はあいにくの曇り空の日でしたが、天気が良ければもっときれいで気持ちよかったと思います。(曇りでも十分きれいでしたが。。。)
季節の移り変わりでその表情も大きく変わるようで、HPの雪の中に佇む写真の景色は実際に一度見てみたいものです。



中門を入ってすぐ右手に「三重塔」が、左手には「阿弥陀堂」が見えてくる。


中門を入ると真正面に見えるのが国宝建築に登録されている本堂となります。


「本堂」の外観はかなり簡素な造りであるが、建物としては大きく寺の格式が高いことを表しているそうです。


本堂の内側ですが、全て朱塗りで美しいです。

観音堂の横を山のほうへ向かうと奥の院へといけます。


閼伽井橋を渡ると稲荷舎・地蔵堂があります。
昔は地蔵堂の下から巌窟を通って水が勇き出いたそうです。この霊水は仏前に供する清浄水(アカ)で、この場所はそれを汲む閼伽井(アカイ)となっていたとのこと。霊水は眼病に効験著しいとされていたが、残念ながら今は出ていないそうです。

参拝用の駐車場もありますが、少しわかりにくい場所にあるのでしっかりと調べていくことをお勧めします。仁王門の横の細い道を入っていきます。
最後に
神戸市唯一の国宝建築である、太山寺。建物としての存在ももちろんではあるが、所在地周辺は「太山寺風致地区」として自然景観が保護されているエリアとなっています。
境内の内外には原生林が残る深森で、ひょうごの森百選にも選ばれ、春は桜、秋は紅葉の名所とのこと。四季の美しさと国宝建築のコラボレーションを体感しに、神戸市西区に訪れてみてはいかがでしょうか。
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