日本最古の神社と言われる大神神社の御神体は「三輪山」そのもの。そのスケールの大きさに圧倒されること間違いなし。
様々な御利益も得ることが出来る屈指のパワースポットにもなっています。また、縁結びにも御利益があるとのことですので、女性の参拝者も増加中とのことです。
大神神社の基本情報
【住所】奈良県桜井市三輪1422
【御祭神】
主祭神:大物主大神(おおものぬしのおおかみ)
配祀神:大己貴神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)
【御神徳】五穀豊穣、商売繁盛、交通安全、航海安全
【札所等】神仏霊場巡拝の道 21番(奈良8番)
アクセス
公共交通機関を利用する
JR 「三輪駅」 より徒歩5分
車で参拝する
西名阪自動車道 「天理IC」 より約30分
駐車場
専用駐車場あり。
大神神社のみどころ
大神神社は「日本書紀」や「古事記」に日本最古の神社と記された神社になります。御神体は「三輪山」ですが、こちらは大物主大神が三輪山に鎮まられたということがいわれとなっています。
そのことから本殿はなく、三ツ鳥居を通して三輪山に向かって拝まれるようになりました。
そして、こちらの特徴はスケールの大きさもあげられます。
ご覧のような大鳥居が参拝者を受け入れくれます。

こちらの大鳥居は日本で一番大きいとされており、高さがなんと32.2m、柱間23mもあります。


こちらは「二の鳥居」になります。扁額には「三輪神社」の文字がしっかりと記されています。


こちらは手水舎ですが、水口は三輪の祭神、大物主神が蛇神で酒造りの神であることに因んで、蛇が宝珠を抱え、三本杉の神紋のある酒樽に巻きつき口からを水を吐いています。
大物主神が蛇神で酒造りの神であることを物語っています。

こちらは「拝殿」となります。本殿はないため、こちらの拝殿から三輪山を拝みます。

拝殿のすぐ後ろにある「巳の神杉」です。こちらは大物主大神の化身の白蛇が棲むことから名付けられたご神木となります。
摂社・末社
とても多くの摂社・末社が点在しております。
●狭井坐大神荒魂神社:大神荒魂神
●檜原神社:天照大御神、伊弉諾尊、伊弉冉尊
●大直禰子神社: 大直禰子命、少彦名命、活玉依姫命
●綱越神社:祓戸大神
●活目神社:高橋活日命
●磐座神社:少彦名神
●神坐日向神社:櫛御方命、飯肩巣見命、建甕槌命
●祓戸神社:瀬織津姫神、速秋津姫神、気吹戸主神、速佐須良姫
●久延彦神社:久延毘子命
●天皇社:御真木入日子印恵命
●神宝神社:家都御子神、熊野夫須美神、御子速玉神
●貴船神社:淤加美神
●大行事社:事代主神、加屋奈流美神、八尋鰐
●成願稲荷神社:保食神、宇迦御魂神、大宮売命
今回の目的の一つである「狭井神社」に向かいます。


大神神社から看板で案内されるがまま進み「くすり道」を通って狭井神社に向かいます。
くすり道から5分程度で狭井神社には着きます。自然豊かな道を歩いているだけで癒しのパワーを得れる気がしますね。

手水舎をこえるともう少し。


そして到着。鳥居は2本の柱の間を大注連縄がわたしてあるものでした。山の中に佇む拝殿が神秘的で素敵ですね。
さた、今回の目的であると記載した狭井神社ですが、病気を鎮める神として信仰されています。こちらにはご神水が湧き出る「薬井戸」や御神体の三輪山に登拝口などがあります。

こちらが登拝口になりますが、登拝するには注意点があるので事前に確認しておきましょう。

御神水はその場で頂くことが出来ます。コロナの影響で依然とは異なる場所に水が引かれています。密にならないような対策が取られていますね。
薬井戸は拝殿の裏手にあるそうですが、私は見落としてしまいました。
ちなみにこちらは持ち帰りも可能ですが、注意書きには「近年ミネラルウォーター感覚で大量にお持ち帰りになる方を見受けます。お一人で大量に汲まれますと水量が底をつき他の参拝者にご迷惑を及ぼします。よろしくご理解ご協力の程お願い申し上げます。」とありました。常識の範囲内で持ち帰りましょう。

薬井戸の近くには御神水を使った「水琴窟」もあります。
最後に
奈良県桜井市に鎮座する大神神社ですが、日本最古の神社の一つとして有名なお宮となります。
日本で一番大きな鳥居が多くの参拝客を出迎えてくれます。そして拝殿に向かい山を登っていくときれいな境内が参拝客を受け入れてくれます。
途中には多くの摂社・末社も祀られており、全てを見て回ろうとするととても時間が必要になります。
ゆっくりと回りたいという人はしっかりと時間のある時に参拝するのがおススメです。
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