【住所】 兵庫県淡路市久留麻256
【御祭神】主祭神:八幡大神 相殿:仲哀天皇、神功皇后
【御神徳】厄除開運・成功勝利・国家鎮護・生業繁栄・安産子育守護
【HP】松帆神社
【周辺情報】神社内に専用駐車場あり
松帆神社について
こちらは淡路島の東浦にあり、大楠公(楠木正成公)との深い由縁があるといわれている松帆神社になります。
更に何かしらで一度は耳にしたことがある人も多い、名刀「菊一文字」を社宝として所蔵している神社として知られています。
主祭神は武神として知られる八幡大神が祀られています。



こちらの大神亀は「柱や重荷を背負う古代中国の伝説の霊獣 贔屓(ひいき)」です。ひいきの語源にもなっているそうです。




本殿の後ろには「鎮守の森」が広がっています。

社務所では菊一文字のレプリカに触れることもできます。
菊一文字は、鎌倉時代初期にあたる1207年から1211年の承元時代に作られた古刀です。
当時、後鳥羽上皇が全国より名刀工を呼び集めて御番鍛冶として鍛刀させていました。菊一文字は、御番鍛冶の筆頭であり、備前国の刀工の一派「福岡一文字」の祖である則宗の作と見られています。
菊一文字の名前は、則宗の作刀の腕が後鳥羽上皇に認められたために、菊の御紋を頂戴することになったことに由来します。菊の御紋の下に横一文字を足して彫ったことから菊一文字となりました。
摂社・末社
●宇治皇子社
●仁徳天皇社:比売神
●高良社:武内宿禰命(延命長寿の神)
●松尾社:大山咋命(酒造の神様)
●天満宮社:菅原道真命(学問の神様)
●疱瘡社・金刀比羅社・祖霊社:少彦名命(医薬の神)、大物主命(海上交通の神)、氏子戦没者を祀るお社
●猿田彦社:猿田彦命(道・旅人の神)
最後に
淡路島に鎮座する松帆神社ですが、名刀菊一文字を社宝とする神社として有名です。
毎年10月の第一日曜日に執り行われる例祭の日に限り、宝物殿が開放され菊一文字を拝見することが出来ます。普段でもレプリカを拝見することが出来ますが、どうしても本物を見てみたい人はこのタイミングに参拝してみてはいかがでしょうか。
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