【住所】 兵庫県神戸市中央区北野町3丁目12
【御祭神】菅原道真公
【御神徳】合格、学業成就・恋愛成就・厄除け・芸能・子供の守り神・正直の神・冤罪(えんざい)を晴らす神
【HP】神戸北野天満神社
【周辺情報】近くにコインパーキングあり
神戸北野天満神社について
神戸市の北野坂に鎮座されている北野天満神社は、学問の神様で親しまれている菅原道真公をお祀りする由緒ある神社です。
兵庫県の多くの受験生がこの合格・学業成就のご利益を授かろうと参拝されています。
では、この菅原道真公がどんな人なのかというと、公は幼い頃より学問の才能に優れ、わずか五歳で和歌を詠むなど類稀なる才能を持つ神童と謳われました。
人々からは篤く信頼され、一流の文人・学者としてだけでなく学者出身の政治家としても卓越した手腕を発揮されました。
しかし政略によって大宰府に左遷され、その地で没せられます。無実が晴らされた後は道真公の清らかな人柄と生前の功績が仰ぎ慕われ、やがては学問・至誠・厄除けの御神徳高き天神様として全国で篤い信仰を集めるようになりました。
とにかく、すごい人だったんですね。。。
それでは早速、神社を写真で見ていきたいと思います。

坂を登ってきましたが、また階段です笑
本殿まであと少し!


下から覗き込むようなアングルの阿形・吽形、かっこいいですね。

こちら、縁結びのご利益を得れるという「かない鯉」です。
もともとは、他の神社と同様に、手水として使われていました。ところが、なぜか鯉の像に向かって、手を合わせる人々が増えたのです。
そこから、鯉の像を信仰することがどんどんと広まっていきました。
それがいつの間にか、鯉の像に水をかけると、願い事が叶う、恋が叶うといわれるようになったのです。そして、「叶い鯉」と呼ばれるようになりました。
恋愛成就を願うのなら、ぜひ「叶い鯉」にお水をかけて下さいね。




こちらの拝殿は境内中央にあり、寛保2年(1724)に建立されたそうです。
現在、北野天満神社の拝殿では舞の奉納や、神前挙式などが行なわれ、北野国際まつりなどの際には舞台として各国の民俗芸能が奉納されます。

こちらの本殿は昭和60年に神戸市の「伝統的建造物」として文化財に指定されています。


菅原道真公と牛の御縁は大変深く、様々な伝承や縁起が残されています。
道真公は丑年の生まれであり、丑の日に59歳で御生涯を終えられました。その際には、道真公の御亡骸を乗せた牛車の牛が伏して動かなくなった地を道真公の思し召しとして御墓所(現在の太宰府天満宮)が定められたそうです。


そして北野坂の上に鎮座されているということで、景色は最高です。
頑張って登ってきた甲斐があるってもんですね。
摂社・末社
●天高稲荷神社:(家内安全・商売繁盛)
●薬照大明神:(心身健康・病気平癒)
●白龍大善神:(水神様 開運招福、水難・災難除)
●北野水天宮:(水神様 安産)
●北野青龍神社:(火防・火封じの神様)
●三森稲荷神社:(家内安全・商売繁盛)
最後に
神戸北野坂の上に鎮座される神戸北野天満宮ですが、とてもお洒落な街の中にある神社です。
坂を登るのが嫌な人もお洒落な街並みを楽しんでいるといつの間にか到着していますし、神社の境内から見える景色は疲れを癒してくれます。
また、思い人のいる方は、「かない鯉」のご利益にあやかってみては如何でしょうか。
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