【住所】兵庫県神戸市中央区下山手通1丁目2-1
【御祭神】稚日女尊(わかひるめのみこと)
【御神徳】縁結び・恋愛成就・安産・健康長寿
【札所等】神仏霊場巡拝の道 66番(兵庫1番)、神戸七福神(弁財天)
【HP】生田神社
【周辺情報】境内に有料駐車場有り
生田神社について
生田神社は神戸市中央区、いわゆる三宮の中心地に鎮座される由緒ある神社です。
都心部にあり「縁結び」の御利益を授かれるとのことで、連日参拝客があとを絶たない大人気のパワースポットにもなっています。
その歴史は深く、実は「神戸」という地名の由来にもなったお宮さんなんですね。
806年(延暦25年、大同元年)、生田神社の神様のお世話をする44戸の家「神戸(かんべ)」が作られ、神戸(かんべ)がこの地の呼称となりました。
中世には紺戸(こんべ)、近年に神戸(こうべ)と呼ばれるようになったのが、神戸の地名の由来となったといわれるそうです。
また、境内には源平合戦の舞台にもなった「生田の森」があり、都会の中のオアシス感がすごいです。

きれいな朱色の巨大な楼門が参拝客を迎えてくれます。
ここで問題です。
Q:こちらの生田神社の阿吽形はあることで有名です。
そのあることはいったい何でしょうか?
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正解は「マッチョで有名」でした。
明らかにほかのお宮さんとは違う佇まいですよね笑

拝殿の後ろに木々が見えていますよね。
ここが源平合戦の舞台になった「生田の森」になります。
写真は一部ですが、とても街中にある森とは思えないくらい広いですよ。
何かに疲れた方、癒されに行ってみては!?


摂社・末社
生田神社は摂末社も多いです。
●住吉神社:表筒男命・中筒男命・底筒男命(海上安全・交通安全の神)
●八幡神社:応神天皇(厄徐開運の神)
●諏訪神社:武御名方命(農耕狩猟・武運長久・力の神)
●日吉神社:大山咋命(農工業・五穀豊穣の神)
●市杵島神社:市杵島姫命(芸能上達・水の神)
●稲荷神社:稲倉魂命(生活守護・食物、稲の神)
●塞神社:道返大神・八衢比古神・八衢比売神(病気封じ・道守りの神)
●雷大臣神社:中臣烏賊津連(元社家であった後神家の始祖神)
●人丸神社:柿本人麿(夫婦和合・学問向上の神)
●蛭子神社:蛭子命(商売繁盛の神)
●大海神社:猿田彦命(海上安全・交通安全・方位除け・道開きの神)
●松尾神社:大山咋命(酒造・農工業の神)
●戸隠神社:手力男命(身体健全・筋力増進・大力の神)
●生田森坐社:神功皇后(安産・万物成長・生田の森の守り神)


先ほどの筋肉質な阿形とは違い、ずいぶんかわいらしい阿形ですね。


稲荷神社と言えば、狐。めちゃくちゃ凛々しいです。

コロナで手水舎にお花を生けてるお宮さんが最近は多いですね。これはこれでキレイですし、個人的には好きです。

こちらが樹齢500年のクスノキです。神戸大空襲で焼けただれましたが力強く蘇り、再生・再起・合格・復活・復興の象徴として信仰されています。

こちらの包丁塚は地元飲食店や食品間連企業などの寄付で作られたものだそうです。
最後に
神戸の地の由来になった生田神社は神戸市の中心地に鎮座されるお宮さんです。
境内にも見どころがたくさんありますし、自然にもたくさん触れることが出来る神社ですので、神戸にお越しの際にはぜひ。
また、神戸で仕事されている方や来ることが多い方も是非一度は行ってみて頂きたい、そんな神社です。
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