ラ コリーナ近江八幡は近江八幡に本社を置く菓子店「たねや」のフラッグシップ店となっています。
たねやグループといえば、バームクーヘンでお馴染みの「クラブ ハリエ」が有名です。
そんなたねやグループが人と自然のつながりをテーマに建築されたのがこちらの「ラ コリーナ近江八幡」となっています。
基本情報
【住所】滋賀県近江八幡市北之庄町615-1
【設計者】藤森照信(ふじもりてるのぶ)
【施工年】2015年
【HP】ラ コリーナ近江八幡
【周辺情報】無料駐車場あり
見どころ
こちらの「ラ コリーナ近江八幡」ですが、屋根一面が芝に覆われた特徴的なデザインとなっており、見る人の興味を引き付ける作りとなっています。
こちらをデザインしたのは建築家の藤森照信氏です。氏は本建築にて日本芸術院賞を受賞している。
では、この「La collina(ラ コリーナ)」という名前について少し触れたいと思います。
こちらは、世界的な建築家・デザイナーでラ コリーナ近江八幡を監修したミケーレ・デ・ルッキ氏が計画地を訪れた際に名付けたもので、イタリア語で「丘」という意味だそうです。


私が訪れたのは冬場でしたが、四季によって色々な表情を見せてくれるに違いない草屋根。

内壁には黒い点が見えますが、こちらは「墨片」となっています。
ここで問題です。この黒い点はあるものをイメージしているそうです。
Q:あるものとは何でしょうか?
…
…
…
…
…
…
答えは「アリ」だそうです。
ラ コリーナ近江八幡のシンボルがアリなので、壁面に施されているようです。
何故、アリなのかというところですが、こちらにもきちんと意味があるそうです。
シンボルの”アリ”
いつも人々が集い、にぎわう場でありたいと。
自然の中で一億年の歴史を生き、すぐれた社会性をもつアリのすがたに学び、
ラ コリーナ近江八幡のシンボルとしました。
出典:たねやHP シンボル”アリ”に託す思い


消毒液が置いてある台がバームクーヘン。。。
こだわりを感じますね。

様々な形の木型。壁一面に飾られており、子供と一緒に楽しく拝見させてもらいました。

全体のMAPです。中心の緑部分は田んぼになっており、時期によっては水がられているようです。

たねやグループ本社社屋。こちらは残念ながら一般客の入場は不可とのこと。



出来立てのバームクーヘン。
ほくほくでメチャ旨でした。

最後に
滋賀県近江八幡市にある、「ラ コリーナ近江八幡」は特徴的な草屋根を有する建造物になっています。
建物を見に行くのもよし、美味しいお菓子を食べに行くもよし!いずれにしても、楽しめること間違いなしですので、足を運ぶ価値ありですよ。
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