こんにちは。
ただ今入院中の私ですが、病院のベットの上に寝転んでいると、「これから入院する人って何かしらの不安とか抱えてるんだろうな。」と言う思いが、ふっと湧いてきました。
なので、入院する時に不安になってる方にちょっとしたアドバイスになればと思い記事を書くことにしました。
最後まで読んで頂ければ、幸いです。
入院内容を知る
まずはこちらです。当然と言えば当然なんですが、どこまで知っていますか?
例えば、私の場合…
1回目:原発性肝細胞癌(大学病院、肝胆膵外科、右葉切除開腹手術)
2回目:回盲部腺腫(大学病院、下部消化管外科、回盲部腺腫腹腔鏡下切除手術)
↑私は今これで入院中
最低限、これくらいの情報はサラサラっと出てくる方がいいと思います。なぜかって?調べる時に調べやすいからです。
医学用語、漢字やら英語やらよく似た言葉が多いので、調べてる途中で、「あれ?今調べてるのってなんだっけ?」に陥りがちです。
だから、どこで(大学、市中病院、民間病院)、どの診療科(外科なら何外科まで)で、どういった内容の治療(手術、どういった手技、薬剤治療なのか)を受けるのか。はきちんと覚えておいた方が良いと思います。
また、相談する時にも言い間違えると全く違った内容の話になってしまうこともあるため、やはり、しっかりとおさえておきましょう。
入院の全体スケジュール
全体のスケジュールですが、私の場合は以下のような流れです。2回とも同じ大学病院にて入院なので、それぞれの施設ルールの確認は必須です。
参考に私のスケジュールを記載しますね。
手術日を0日とした時、
●-2日目、入院、何もする事は無いです。
●-1日目、翌日の手術までの流れ確認。午前の手術なのか、午後からなのか。必要に応じて家族も同席です。(当日は何時までにどこに着いていればよいのか、手術中はどこで待機するのか、終わった後はどうするのか 等です)といっても、30分程度で終わるので、この日もやる事は特に無いです。
●手術当日、先生に任せて、本人は麻酔で意識無し、家族は待つのみ。
●手術後1〜2週間、手術の回復状況により退院日が決まります。基本的には結構早く退院させられます。病院のルールである程度決まっているみたいですね。
↑私は今ここで、先程、点滴が外れました
術後数日は痛みがあるので、ほぼ寝て過ごします。痛みに関しては気になるところだと思いますが、私は1回目の開腹では約30cmほど切りました。この時は3〜4日は激痛だった気がします。今回の腹腔鏡下手術だと、1cmくらいの穴が4つとおへその上下を1cmぐらい切りました。今回は2日目には歩けてましたよ。
一日の流れ
病院の一日は、朝早くて夜も早いです。
私が入院している施設では、6時起床、22時消灯でした。
ただ、基本的には傷を癒すためにじっとしている事が大半なので、術後数日は本当に一日中寝てるくらいの感じです。
ルーティーンでやることといえば、採血と血圧、体温測定くらいでしょうか。。。
あ、採血で思い出しましたが、入院中の採血は朝が早いです。5時半とか6時に血を抜かれます。寝起きの一発はききますよー笑
身体が少しずつ動くようになるので、その時には歩行練習が始まり、シャワーやお風呂にもはいれるようになります。
ただ基本的にはじっと身体を癒すというのがやる事になってきます。
心構え
ここまで読んで頂き、ありがとうございます。
おそらく、ここが一番気になるところなんではないでしょうか?
手術、入院。単語だけ見るとすごく不安になりますよね。
ただ、結論から言ってしまうと「絶対に入院中はネガティブにならない」、が大切だと思います。
そもそも、入院する前に散々調べて手術入院を決められる方が多いと思います。そこで、納得した上で入院するので、あとはもう決断した自分と手術してくれる先生を信じて身を委ねるしかできません。
手術直前の入院タイミングで色々考える時間が出来てしまいますが、そこは「手術の始まる日にベストなコンディションを作る最後の仕上げの場」ぐらいに思っておくのが良いです。
不安に駆られたり、他人との共同生活で体調を崩しては本末転倒です。準備は万全に整えて、手術に向かってください。
必要なもの
こちらに関しては、病院がまとめたものを頂けると思いますが、参考程度にのせておきます。
□ 健康保険証
□ 診察券
□ 介護保険証
□ その他の医療証
□ お薬手帳
□ 病院の誓約書や同意書など
□ 日常品
あと、耳栓!これだけは騙されたと思って必ず持っていってください!他の内容は忘れて構わないですが、耳栓だけは忘れないで。
他人との共同生活、恐ろしいですよ。
あと、個室でも意外と色々な音が気になるのであるほうがいいです。一応言っておきますが、私は耳栓メーカーの営業マンとかでは無いですよ。
最後に
最後になりますが、手術入院はやはり辛いです。
何よりも術後の痛みは必ず伴うものです。ただ、それを受ける事で未来の更なるリスクを回避する事に繋がると考えれば、少し前向きな気持ちにならないでしょうか?
あと、看護師さん、薬剤師さん、麻酔科の先生をはじめ、病院のスタッフさんは本当に親身になって助けてくださいます。
多くの人がワンチームとして支えてくれるので、少しでも前向きに手術に向かってもらえれば幸いです。
また、もしかすると、ここまで読んでくれた方には手術が迫った状態の方もいるかもしれません。
一日も早いご回復をお祈りしております。
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